「BIG BIG BAMBOO! ドーナツ(盤)片手にフラを踊る、愛しのあの娘が帰ってきた！」あの『Best of Tropicooool Boogie』以来となる、待望のこのセットは、KING of DIGGIN’のプレイリストの中でも取り分け「ハッピー・バイブス全開」なのは、ご存知でしょう。イメージとしては、『PanRhythm』のような「世界音楽旅行」ではあるのですが、それが”空の旅”だったのに対し、こちらは豪華客船での”海の旅”。そう、サルソウルやフィリー・インターと何気にリンクしていた（？）、70年代の米人気ドラマ『ラヴ・ボート』を思い浮かべて下さい。その後悔なき航海を指揮するキャプテンMUROは、夜の間は舵を副船長に任せ、２つのホイールを駆使してはグランドマスター・フラッシュのように”Journey”に繰り出します。そのSky Is The Limit状態の吹き抜けのフロアで、様々な人種がひとつになれるのはやはり、最高にトロピカルでクールなクロスオーヴァー・ミュージックでした・・・。クラブ・プレイの際にフロアの女子から「この曲なんですか？」と尋ねられるレアなキラー・チューンを多めに盛り込み、いつも以上にラヴリーな構成になっているのは、この2010年がホット過ぎるから？？とにかく、このサウンド・ツアーの贅沢さは群を抜いています！！いざ常夏のあの島へ！体感温度マイナス5度のラグジュアリーな音のリゾートへようこそ！